ハワイのクルーズ観光はマジックそのものです。オアフ、マウイ、ビッグアイランド、カウアイというオアシスで過ごす時間と、クルーズ船上で「アロハスピリット」を満喫する時間を過ごすうちに、きっとハワイのすべてが大好きになることでしょう。ハワイでの時間の過ごし方は人さまざま。でも本格的なルアウを体験せずにはハワイは語れません。ハワイ文化の中核とも言えるルアウの歴史をひもとき、実際に体験するための心構えをお伝えしましょう。
ルアウの歴史
かつてアハアイナ(宴会)と呼ばれていたハワイアン・ルアウはもともと、重要な物事の達成や勝利を家族や友人たちと祝うためのものでした。アハアイナで供される料理の1つひとつが、強さ、美徳、特定の目標を表す象徴でした。男性と女性は別々に食事をとり、豚肉やバナナなど一部の食材は部落の長老以外の人間が食することは許されませんでした。1819年、カメハメハ大王2世がこの宗教的な慣習を終わらせ、現代知られているルアウの伝統が形成されることになりました。
お腹を空かせていきましょう
ルアウでは常にたくさんの食事が用意されています。提供される料理には、タロウプラント(サトイモの一種)の根で作るポイ、カルア豚の丸焼き、イムと呼ばれる地下天火で調理した魚、バナナ、スイートポテト、米料理などがあります。
ハワイアン・ルアウはカジュアルなイベントです。指を使って食べ、どの料理も少しずつ味わってみるのが伝統的なマナーです。
フラを楽しむ
ハワイ諸島独自の儀式であるフラは、ダンス、歌、楽器演奏でストーリーを織なし、島民文化保存の役目を果たしています。フラには、西洋音楽の伴奏を使う現代風のフラアウアナから、踊り手が伝統色の濃い衣装を身にまとい単調な歌と打楽器に合わせて踊る古代から伝わるフラカヒコまで様々なパターンがあります。ルアウは行く先々で少しずつ違いますが、どのルアウも本物のポリネシア文化を引き継ぐもので、パフォーマーたちが伝統的な衣装に身を包んで歌い、踊り、ハワイの魂を表現します。
ルアウとその他いろいろ
ホノルル滞在の間1日をポリネシア文化センターで過ごし、太平洋諸島の歴史と人々について学びませんか?夕食は受賞歴を誇るアリイルアウで、100人のパフォーマーが繰り広げる豪華ショーを見物しながら美味しいハワイ料理に舌鼓を打ちましょう。レイを差しだしながら受ける伝統的な挨拶から、王族行列、カルアピッグの掘り出し、古代舞踊まで、このルアウではハワイ文化の真髄を体験できます。
クルーズ船上でもハワイアンカルチャーを体験できます。プリンセス・クルーズのアロハスピリット・プログラムでは、フラダンスを習い、ウクレレを弾き、ハワイアンラムを試飲し、ハワイ語コースを受講できます。プリンセス・クルーズは、お客様が島での時間をより充実させ、若返り、カムバック ニューを実現するためのツールと体験をご用意しています。