ハワイの主食&食材トップ5
サファイア色に輝き、ハワイを取り囲んでいる海の脇での日光浴はハワイアン・クルーズの楽しみのひとつです。しかし、フルスケールの体験を得るには、ハワイの主食とその起源を知ることが役に立ちます。ハワイの食べ物は、人間にパラダイスを経験させる力を持っています。
ハワイの食事に古くからのアメリカの味が混じっていることは否定できません。日本、中国、朝鮮、ポリネシア、フィリピン、ポルトガルの食べ物も主要な役割を果たし、これらをまとめてハワイの食事と定義されています。次回のハワイ・クルーズまでに、ハワイの食事の構成に影響を与えている味に注意を払って、味覚を磨いていきましょう。
ポリネシアの食材
ポリネシアからの渡航者が初めてハワイ諸島に住みついたとき、タロイモ、バナナ、ココナッツ、サツマイモなどの食材を持参したと言われています。これらの作物はハワイの原住民によって広められ、ハワイの主食になりました。
ココナッツ: ココナッツはパニポポ(ココナッツ巻)からハウピア(ココナッツプリン)まで様々な料理に使われています。ハウピアはもともと、ココナッツミルクとクズウコンをプリンの硬さになるまで煮立てて作っていたのですが、現代のレシピではコーンスターチを使うことが多いようです。このプリンはハワイ中が大好きでどの島でも販売しています。また道路脇の出店はいつも冷たいココナッツを販売しています。
タロイモ: 湿気が多い環境で育つタロイモは甘味のある塊茎作物で、蒸してつぶして粘度のあるポイという料理になります。ポイは千年以上にわたるハワイの主食で、島中どこのレストランでも食べられます。分量はスクープの代わりに「指1本」「指2本」「指3本」という単位で数え、食べたい量を指の本数で示します。
ヨーロッパとアメリカの食材
過去200年にわたり、ヨーロッパ人とアメリカ人がハワイの食事を大きく変えてきました。特にスパムとパイナップルなどの食材の導入が大きな影響を与えました。
スパム: ハワイは全米でスパム消費量が最大の州のひとつです。この塩気が強い肉の缶詰は、数十年にわたりハワイの食材として高い人気を保ち、スパムむすび(白飯の上に肉を乗せて海苔で巻いたもので、スパム寿司ともいえます)などの人気料理に使われています。
パイナップル: パイナップルがなかったら、ハワイの食事はどうなるでしょうか?トロピカルフルーツの代表とも言えるパイナップルがハワイ諸島に広まったのは1813年以降で、その歴史は意外にも古くありません。しかし短期間のうちに、パイナップル・アップサイドダウン・ケーキやハワイアン・パイナップルチキンなどの数多くのハワイ料理(およびハワイ風料理)で主要な食材となりました。
中国の食材
ハワイ諸島のプランテーションで働いていた華僑の人たちは、人気の炒め物の調理テクニック、スイート&サワー・ソース、その他の味や料理を紹介しました。華僑の人たちがハワイの味に果たした大きな貢献はリヒムイ(梅干)です。
リヒムイ: リヒムイはすっぱくキツイ味と言われる梅干で、ハワイ諸島では通常粉にして使われます。食べているうちに慣れてくる味で、地元の人たちはサワーグミキャンディーやかき氷からポップコーンまで、いろいろなスイーツにかけて食べるのが好きです。
ハワイの食べ物には世界のどことも違う美食が揃っています。Make sure you sample the islands' most beloved ingredients on your next cruise to Hawaii. View Hawaii cruises.