カルタヘナ観光:旧市街で歴史に陶酔する
ヨーロッパ植民地時代に興味をお持ちの歴史愛好家の方は、コロンビアのカルタヘナに是非おいでください。パナマ運河クルーズで豊かな歴史を持つ港の1つカルタヘナの寄港地観光は過去の時代について多くを物語ってくれるでしょう。
かつて、カルタヘナは南米におけるスペイン王室の土地とされていた時期がありました。スペイン帝国は植民地で集めた富の多くをヨーロッパに送るためにこの港を使いました。21世紀を迎えて、百万人近くの人口を抱えるカルタヘナは他の多くの大都会と似ている街になりました。幸運なことに、スペイン植民地様式の建築とカルタヘナ旧市街地なるその他の特長は、多くの地域で保持されています。
この代表的な例を見るには、カルタヘナの美しい旧市街を訪れてみてください。ユネスコ世界遺産を見なければ、カルタヘナ観光は片手落ちです。街のこの辺りは何年も前とまったく同じ様相を呈しています。そしてラス・ムララスと呼ばれる周囲を囲む荘厳な壁は、かつてカルタヘナを守る唯一の砦でした。中にあるラスボベダスと呼ばれる牢獄跡は必ずご覧ください。これらの歴史的な建物は現在では改装され、素敵なショップやレストランになっています。
もちろん、カルタヘナで見る価値のある名所がすべて旧市街に集まっているわけではありません。カルタヘナ観光では実に神聖な建築を持つ美しい教会である大聖堂をお見逃しなく。